鈴屋デザインの制作物はすべて「人間」によって生み出されています。
「あたりまえのことを何を今更」と感じるかもしれませんが、果たしてそれは本当に「あたりまえ」でしょうか。

近年、AI技術の進化により、人間によるデザインの必要性が問われています。
AI生成は制作コストを削減し、短期間で平均的なクオリティのコンテンツを生み出すことが可能です。
最近では、小樽でもAIが活用されたデザインが散見されるようになりました。

しかし、鈴屋デザインのデザイナーはそれらを「デザイン」と呼びません。

デザインは単なる外見や形だけのものではありません。
人と人とのコミュニケーションを支える「かけがえのない存在」であり、機械的な完璧さや正確さだけではなく、温かさや人間らしさ、不完全さがあるからこそ、人に寄り添って初めて成立するものなのです。

鈴屋デザインは、人間が持つ独自の視点、創造力、共感力が込められたデザインこそが、人々の心に響き、長く愛されるものになると確信しています。

私たちが母から生まれたように、本当のデザインも人から生まれます。
そのような「あたりまえ」を私たち人間は「ありがたい」と感じることができるのではないでしょうか。

「人を思いやる気持ちをデザインする」。

それが鈴屋デザインのあたりまえの姿です。