白樺マッチ展

白樺マッチ展ポスター
目玉マッチ箱デザイン マッチに火をつける瞬間
3つのマッチ箱デザイン DMとマッチ箱

陽光を好み、他の植物が育ちにくい裸地でも成長できるパイオニア植物(先駆植物)の白樺。その樹齢は平均よりも短いものの、白い樹皮の美しさで多くの人を魅了し続けてきた。幹に刻まれた傷跡のような黒い線は、枝が枯れ落ちた箇所であり、まさに白樺の「生きた証」とも言えるだろう。花言葉には、「光と豊富」があり、結婚式を表す「華燭の典(かしょくのてん)」の「華燭」は、かつて樺の樹皮を用いた松明の「華やかな灯火」を指し、花言葉にも通じるものがある。

光の象徴とも言える強い存在感と、何もない場所から植生環境を形成し短い生を全うする白樺は、マッチという小さな棒が暗がりを照らす一筋の灯火となり、やがて黒く燃え尽きる姿とどこか似ているように感じられる。

「白樺マッチ展」は、小樽市の木にも指定されている白樺をテーマにした展示会。
グラフィックデザインやイラストを用いてマッチ箱に描かれた美しい作品が、観る者の「白樺愛」にそっと火を灯す。

  • ディレクション:

    鈴屋一

  • イラスト:

    鈴屋仁

  • コピーライティング:

    鈴屋一

  • デザイン:

    鈴屋一/鈴屋仁

お問い合わせ

いつでも、
どこでも、
どなたでも。

企業はもちろん、個人のお客様からのご依頼も、
小樽に限らず全国どこでも承っております。
どんな些細なお悩みでも大丈夫。
いつでもお気軽にご相談ください。